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完全なる社会:4層からなる社会構成④

主ナーラーヤナは部分的拡張体ナラと共に、ムルティーとして知られるダクシャ・マハラージの娘を通してこの世に出現した。彼はすべての生命体の利益のためにダクシャ・マハラージによって生を与えられた。今でも彼はバダリカシュラーマとして知られる場所の近くで偉大な苦行を実践している。

至高の存在、神格権現はすべてのヴェーダ知識の本質であり、あらゆる宗教原理の源で、偉大な権威の記憶である。おお、ユディシュトラ王よ。この宗教原理は至上主の存在の証拠として理解されるべきである。この宗教原理を基礎として、心と魂、身体を含むすべてが満足させられる。
完全なる社会:4層からなる社会構成③

シュカデーヴァ・ゴースワミーは続けた:主ブラフマーや主シヴァのような偉大な人物たちの間で愛され語り合われるプララーダ・マハラージの性格について聞いた後に、卓越した人々から最も尊敬を受ける王であるマハラージ・ユディシュトラは、非常に喜んだ心持で偉大な聖者ナーラダ・ムニに再び質問をした。

マハラージ・ユディシュトラは言った:親愛なる主よ。私はあなたから人生の最高完成に到達できる方法、つまり献身奉仕による宗教原理について聞きたいと思います。

おお、最高のブラフマナよ。あなたはプラジャパティ(主ブラフマー)の直接の息子です。あなたの謹厳生活と神秘ヨガ、そして変性意識のために、あたなは主ブラフマーのすべての息子の中でも最高の人物であると考えられています。

平安と慈悲についてあなたに優る者は誰もいません。そして、あなたほどにどのように献身奉仕を実行し、どのように最高のブラフマナになるのかに精通している者はいません。それなので、あなたはすべての宗教生活の隠された奥義を知っており、それらについてあなたよりも詳しく知っている者はいません。

シュリー・ナーラダ・ムニは言った:まずはじめに、すべての生命存在の宗教原理を保護される主クリシュナに尊敬の礼を捧げた後に、永遠の宗教原理について説明させてください。それは私がナーラーヤナの口から聞いたものだ。

完全なる社会:4層からなる社会構成②

ブラフマナはこれらの6つの職業的義務によって自分の生計を立てるべきである。クシャトリヤの義務は市民を守ることであり、そして市民に税金を課す。しかし、ブラフマナに税金を課すことは禁じられている。それなのでクリシュナ意識運動のメンバーは政府の税金を免除されるべきである。クシャトリヤはすべての市民に税金を課すが、ブラフマナに課すことはない。

ヴァイシャは土地を耕し、食料となる穀物を生産する。そして牛を保護する。シュードラは人間の性質がブラフマナやクシャトリヤ、ヴァイシャになるには良くないので、上位3階級に仕えるべきであり、そのことで満足をえる。ブラフマナには生活のために別の方法もまた規定されている。これらには4つあり、サリナ、ヤヤワラ、シーラ、そしてウンチャナである。これらの職業義務は前者から後者の順番で良くなっていく。

下位の階級の者は必要でない限り、上位の階級の者の職業義務を受け入れることができない。緊急時にはクシャトリヤ以外のすべての階級は他の階級の職業を受け入れるかもしれない。ルタ(シロンチャナ)、アムリタ(アヤチッタ)、ムリタ(ヤチナ)、プラムリタ(カルシャナ)そしてサッチャントラ(ヴァニジャ)として知られる生計を立てる方法はクシャトリヤ以外のすべての者に受け入れられることができる。ブラフマナまたはクシャトリヤにとって、ヴァイシャとシュードラの職業に従事することは犬の職業を意味する。

ナーラダ・ムニはまたブラフマナの持つ特徴は感覚がコントロールされている点にある述べた。またクシャトリヤの持つ特徴は力と名声、ヴァイシャの持つ特徴はブラフマナとクシャトリヤに対する奉仕であり、シュードラの持つ特徴は上位3階級への奉仕であると。女性の持つべき資格は非常に誠実で貞節を守ることである。このようにして、ナーラダ・ムニは人間の上位から下位の階層について説明し、人は自分のカーストの決まりに従うことを推奨し、代々引き継がれる職業を行うことを勧めた。

人は突然に慣れ親しんだ職業を放棄することはできない。それ故、人はゆっくりと次第に目覚めていくことが一般的である。ブラフマナ、クシャトリヤ、ヴァイシャ、そしてシュードラの持つ性質は非常に重要である。それ故に人はこれらの性質によってのみそのカーストが決定される。生まれから決定されるわけではない。生まれによって決定されることは、ナーラダ・ムニと他の偉大な人物たちによって厳しく禁止されている。
完全なる社会:4層からなる社会構成①

この章は続いて人間の一般的な原則について述べられる。そして、特に精神生活における進歩に関心を持つ者が完成を遂げることができる。

プララーダ・マハラージの性格について聞くことによって、マハラージ・ユディシュトラはこの上ない喜びを感じた。そして、ここで彼はナーラダ・ムニに人間にとっての本当の宗教とは何であるのか、そして人間の文明でもっとも質の高いと位置づけられるヴァルナーシュラマ・ダーマの特徴について質問をした。

マハラージ・ユディシュトラがナーラダ・ムニにこれらの事柄について尋ねたとき、ナーラダ・ムニは自分の意見を述べるのをやめ、主ナーラーヤナの意見を引用した。なぜなら、主は宗教的戒律にとっての最高の権威(ダルマン・トゥ・サクサッド・バガヴァッド・プラニータン)であるからであった。すべての人間は30種の性質を身に付けることを期待されている。例えば、正直さ、慈悲心、謹厳生活など。宗教原理にしたがう方法はサナータナ・ダルマとして知られている。これは永遠の宗教である。

ヴァルナーシュラマ制度はブラフマナ、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラという4区分によって構成される。これはまたさらに進んでサンスカーラ制度となる。ガルバダーマ・サンスカーラは子供を妊娠するための儀式であり、高位の区分に属する人々は守らなければならない。この儀式はドゥヴィジャと呼ばれる。ガルバダーマ・サンスカーラ制度にしたがう者はこの儀式によって二度目の誕生をすることになる。しかし、この儀式を守らない者は、ヴァルナーシュラマ・ダーマの原則から逸脱することになり、ドゥヴィジャ・バンドゥと呼ばれる。ブラフマナにとっての基本的職業は、神を崇拝することである。そして、他の人々にどのように神を崇拝するのかを教え、ヴェーダ文典を研究し、ヴェーダ文典を教え、他者からの慈善を受け入れ、それを再び他者への慈善としてもちいることである。

プララーダ、すぐれた献身者の中でも最高の者⑲

親愛なるユディシュトラ王よ。最も強力な主シヴァは弓に矢を番え、正午に悪魔たちの3つの住居すべてに火を放った。そして、それらの住居を破壊した。

空には飛行船に乗った高位惑星の住民たちが沢山のケトルドラムを打ち鳴らした。神々、聖者たち、ピターたち、シッダたち、その他さまざまな偉大な人物たちが完全な勝利願って主シヴァの頭の上に花を降り注いだ。またアプサラたちはとても喜んでマントラを唱え踊りだした。

おお、ユディシュトラ王よ。それで、主シヴァはトリプラリと呼ばれるのだが、これは悪魔たちの3つの住居を破壊し、これらを焼いて灰にしたことから名付けられている。主ブラフマーを筆頭にする神々たちから崇拝を捧げられて、主シヴァは自分の国へと帰って行った。

主・シュリー・クリシュナは人間として出現され、それでも主はたくさんの非凡なる素晴らしい活動を自身のエネルギーによって行った。これまでに偉大な聖者によってすでに語られていること以上に私がさらに何を付け加えることができるだろうか?主の活動について正しい出典からこれらについて聞くだけで、誰でも浄化されることができる。
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