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プララーダ、すぐれた献身者の中でも最高の者⑮

シシュパーラとダンタヴァクラだけではなく、クリシュナの敵として行動していた王たちもまた、死の瞬間に解放を得た。彼らは常に主に思いを向けていたので、ちょうど芋虫が黒いオス蜂に捕獲されてオス蜂の体内に飲み込まれ、結果として同じ種類の身体を手に入れたのと同じように、精神的身体を獲得し主の身体と同じ身体を手に入れた。

献身奉仕によって純粋な献身者たちは、絶え間なく至上神格権現を考え続けているので、主の身体と似通った身体を受け取る。これがサールーピャ・ムクティとして知られている。シシュパーラとダンタヴァクラ、その他の王たちはクリシュナを敵として考えていたけれども、彼らもまた同じ結果を獲得した。

シシュパーラと他の王たちは敵意を抱いていたにも関わらず、どのようにして解放を得ることになったのかについてのあなたが私に尋ねたことすべてを今あなたに説明した。

至上神格権現・クリシュナについてのこの物語は主のさまざまな拡張体と化身が登場し、また二人の悪魔であるヒランニャクシャとヒランニャカシプの死も語られている。

そしてまたこの物語では素晴らしく卓越した献身者であるプララーダ・マハラージの性格も語られている。彼のゆるぎない献身奉仕と完全な知識、そして物質的な穢れにたして完全に離れていること。そしてまた創造、維持、破壊の原因としての至上神格権現についても記述されている。プララーダ・マハラージは祈りの中で、主の超越的な資質について語っていた。そして、どのようにさまざまな神々と悪魔の住処が物質的な富へのどんな不注意で、主のちょっとした指示によって破壊されるかも語られている。


プララーダ、すぐれた献身者の中でも最高の者⑭

おお、ユディシュトラ王よ。主ブラフマーに率いられたすべての神々たちがプララーダ・マハラージから適切な崇拝を受けて後、神々たちはプララーダ・マハラージに最高の祝福を与えてから、それぞれの住処へと帰って行った。

それでディティの息子たちであるヒランニャクシャとヒランニャカシプの二人となった、かつての主ヴィシュヌの二人の交際者たちは、二人とも殺害された。幻想のエネルギーに翻弄され、彼らはすべての生命体のハートに存在する至上主を自分の敵であると考えた。

ブラフマナの呪いを受けて、この同じ二人の交際者たちは再びクンバカルナと10の頭を持つラーヴァナとして誕生した。これら二人のラクシャサスは主ラーマチャンドラの比類ない力によって殺された。

主ラーマチャンドラの矢に射抜かれて、クンバカルナとラーヴァナは二人共に地面に倒れ、その肉体を離れた。主への思いに完全に没頭して、前世のヒランニャクシャとヒランニャカシプと全く同じように。

彼らはその後再び人間社会に誕生し、シシュパーラとダンタヴァクラとなった。そして、主に対して同じように敵であり続けた。それで、あなたもいたその場所で主の身体の中に溶け込んでいった。
プララーダ、すぐれた献身者の中でも最高の者⑬

親愛なる主よ。おお、至上の神格権現よ。あなたは最高の魂。もし人があなたの超越的姿を瞑想するなら、あなたは当然にその者をあらゆる恐怖から保護される。その恐怖が差迫った死であってさえも。

至上神格権現は答えた:親愛なる主ブラフマーよ。おお、蓮の花から生まれた偉大な主よ。ヘビにミルクを与えることが危険なのと同じように、悪魔たちに恩恵を与えることも危険である。彼らは非常に凶暴で妬み深い。私はあなたに警告する。再びあのような恩恵をいかなる悪魔にも与えてはならない。

ナーラダ・ムニは続けた:おお、ユディシュトラ王よ。至上神格権現は普通の生命体では見ることができない。そのような主がこのように主ブラフマーに教えを与えた。それから、ブラフマーから崇拝を受けながら、主はその場から姿を消した。

プララーダ・マハラージはそれからその場にいた神々へ崇拝と祈りを捧げた。そこにはブラフマー、シヴァ、プラジャパティーかいて、彼らは皆、主の部分体である。

それなので、シュクラチャーリヤと他の偉大な聖者たちを伴って、蓮の花の上に座を持つ主ブラフマーは、プララーダを宇宙の悪魔と巨人すべての王にした。

プララーダ、すぐれた献身者の中でも最高の者⑫

他の神々に囲まれた主ブラフマーの顔色が明るくなった。それは主がプララーダ・マハラージの祈りを喜んだからであった。それで、彼も主に超越的な言葉で祈りを捧げた。

主ブラフマーは言った:おお、すべての主人の中の最高の主よ。全宇宙の所有者よ。すべての生命存在に恩恵を授けるお方、おお、(アディ・プルシャ)である原初の人物、私たちの幸福のために、あなたは今この罪深い悪魔を退治されました。この悪魔はこの宇宙全体に問題をもたらしていました。

この悪魔、ヒランニャカシプは私から私の創造内にあるいかなるものからも殺されることがないという恩恵を受け取りました。この保障と、苦行による強靭さと神秘力で、彼は過度に傲慢になり、すべてのヴェーダの禁止事項から逸脱するようになりました。

非常に幸運なことに、ヒランニャカシプの息子であるプララーダ・マハラージは死から解放されました。彼は子供ではありますが、卓越した献身者です。この子は今やあなたの蓮華の御足に完全に保護を得ました。
プララーダ、すぐれた献身者の中でも最高の者⑪

親愛なる我が子よ。あなたの父親はもうすでにその死の瞬間にわたしの身体に触れたことで浄化されている。それにもかかわらず、息子であるあなたはシュラッダー儀式を行う義務がある。それはその父が惑星間システム上で昇進し、そこで善良な市民であり献身者になるためである。

宗教儀式を執り行った後に、あなたの父が治めた王国の統治の任に就きなさい。王座に就き、物質的活動に混乱させられてはならない。わたしに心をしっかりと固定すること。ヴェーダの禁止事項から逸脱することなく、律法に従いあなたは自身の特別な義務を履行しなさい。

シュリー・ナーラダ・ムニは続けた:至上神格権現が命を下して、プララーダ・マハラージは自分の父親のための宗教儀式を行った。おお、ユディシュトラ王よ。ブラフマナたちの指示を受けて、プララーダ・マハラージはそれからヒランニャカシプの王国の王位に就いた。
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